うさぎのしつけについて

トイレ

うさぎは決まった場所で排泄する習慣があり、自分の身が安全な場所で排泄しようとするので、その習性を利用しトイレを壁際のケージの隅に置けば大抵はしてくれます。しない場合は、いつもうさぎが排泄する場所にトイレを移動したり、うさぎの糞尿をトイレに臭い付けとして少量置いておくとトイレだと覚えてくれます。
かじる
うさぎの歯は一生伸び続けます。そのため、何でもかじる習性があります。それをしないようにしつけることはできません。家具や電気コードなどもかじることがあり、感電や火災の原因になるので、かじられないように飼い主側で気をつける必要があります。 コードをまとめるカバーで覆ったり、かじられたくないところには近づけないように柵を作ったり工夫して防ぎましょう。

抱っこ

うさぎは抱っこされるのはあまり好きではありません。無理強いもよくありません。しかし抱っこしなければならないときもあるので、少しずつ練習して慣らしていきましょう。暴れても危なくないように、正座した姿勢から行なったり、おやつで釣るのも効果的です。片手をうさぎの脇の下から差し入れて、もう一方の手でお尻を抱え或は一方の手で首の皮膚を掴み、もう一方でお尻を支える方法があります。

しかり方・ほめ方

しつけはタイミングが重要で、してはいけないことをやった場合は、その瞬間に「ダメ」と叱りましょう。後からしかってもうさぎはなにについて怒られているのか理解できず、しつけの効果がありません。しかるときにしてはいけないことは、頭や体を叩くことで、単に恐怖心を与えるだけなので絶対してはいけません。うさぎは骨格が細く大怪我につながる恐れもあります。ほめるときは、鼻先から眉間の鼻筋、耳の付け根(ウサギが足で掻くとこ)、耳の付け根の間など、やさしく撫でながらたっぷりほめてあげましょう。